ピンクフロイド バレエ

04.2.11

2月8日NHKホールにピンクフロイド バレエを見に行く。
■ピンクフロイドへの思い入れ
1972年2月 石打へスキーへ行った時友人の前川がピンクフロイドの
「原子心母」のカセットテープを持ってきていた。
雷に撃たれたような衝撃だった。スキーから帰りすぐにレコード店へ
行き「原子心母」を買った。その日に8回繰り返し聞いた。(この記録は
破られていない)
以来「ウマグマ」「神秘」「おせっかい」「狂気」「炎」「アニマルス゛」
と揃えていく。一昨年WOWWOWでピンクフロイト゛ライブ「P・U・L・S・E」
が放送され30年前の思いが蘇ったのだ。

バレエは女房がマニアックなファンなのでたびたび連れて行かれたのです。
しかし今回見た感想は今ひとつでした。なにかどっちつかづというか、
ピンクフロイドなのかバレエなのか。 
解説にピンクフロイドは多面性のあるグループでローラン・プティはその
ロックの部分に焦点を当てたとあるが、ピンクフロイドはそこじゃないな。
幻想的な浮遊感、心地よい陶酔感、水の流れ、風の流れ、壮大な時の
流れ、瞑想といったような世界こそがらしさなのだ
と思っている。
「エコーズ」を途中でちょん切るな。「吹けよ風呼べよ嵐」を3回もやるなよ。
「P・U・L・S・E」があまりにすばらしかったので幻想を抱いてしまったのだ。
なんとも人の好みとは勝手なものです。